キャンプ初心者必見!子連れキャンプ持ち物リスト完全版

初めての子連れキャンプはワクワクする一方で、不安もいっぱいですよね。忘れ物や準備不足で大変な思いをしたくない、でも子供たちに自然の中で素晴らしい体験をさせたい。そんなあなたのために、3人の子供を持つ筆者が失敗に失敗を重ねて作成した、子連れキャンプの必須アイテムをお伝えします。この記事では、持ち物リストの基本から便利グッズ、年齢別のアドバイスまでわかります。これを読めば、準備万端で安心してキャンプに出発できます。さあ、家族で最高の思い出を作りましょう!

目次

キャンプ道具は極力少なくしよう

徹底的に荷物は減らす

子連れのキャンプでは、どうしても荷物が多くなる傾向にあります。特に初めてとなると勝手がわからず、ついあれもこれもと荷物が増えていくと思いますが、荷物が増えると、必要な時に必要なものが取り出せなかったり、帰宅後の片付けがとても大変になりますので、後述するリストを参考にして、荷物は極力減らすようにしましょう

子供の荷物は子供に準備させる

子供の年齢にもよりますが、我が家ではキャンプ中「自分のことは自分でやる」という教育をしています。

準備も然りです。前の日の夜に一人ずつリュックに自分の着替えや遊び道具を準備させることで、自分の物は自分で管理するという意識を持たせるようにしています。お陰でおもちゃは満タンで下着が入ってなかったり、いらない物を持ってきたりと失敗も生まれるわけですが… 慣れないうちはチェックだけ大人がしっかりしてあげましょう。

そうすることで荷物が分離できて管理がしやすくなります。

子連れキャンプの持ち物リスト

キャンプ道具は案外家にあるもので賄える物が多いです。そのため、初めてのキャンプには家にあるものを持参して、慣れてから必要なものを買うのがオススメです。筆者も初回のキャンプ前に気合いを入れて色々なキャンプ道具をポチポチと購入しましたが、結局現在1軍に入っているキャンプ道具はほとんどありません。

この失敗をしている人は非常に多いので、初回は道具にあまりこだわらず使い慣れたものを持っていくことをオススメします。

持ち物リスト

必須アイテムコメント
テントおよびタープ省略可能!
寝袋(寝具)省略可能!
マット省略可能!
テーブル・椅子省略可能!
多めの着替え家にあるものでOK
ランタン(懐中電灯などの照明)家にあるものでOK
コンロ家にあるものでOK
鍋、フライパン、包丁などの調理器具家にあるものでOK
カトラリー(皿や箸など) 家にあるものでOK
食材、水、お菓子など近所か現地で調達
タオル家にあるものでOK
歯ブラシ、歯磨き粉家にあるものでOK
絆創膏や頭痛薬など家にあるものでOK

必須アイテム

  1. テントおよびタープ 省略可能!
    • 必須アイテムではありますが、初心者のうちはバンガローやコテージなど、テントやタープを使用しないキャンプを数回行って慣れてからテントやタープを用意することをオススメします。キャンプ場によってはテントが常設されていたり、レンタル品もありますので、うまく活用しましょう!
  2. 寝袋(寝具) 省略可能!
    • こちらもキャンプ場によってはレンタル品や、ホテルのようにコテージなどに用意されている場合もあります。キャンプ始めたての時は安めの寝袋で、春もしくは秋の熱くも寒くも無い時期にキャンプをすることをオススメします。とはいえ、キャンプ場は昼間暑くても夜とても寒くなることがありますので、時期によっては毛布などプラスで持参するようにしましょう。
  3. マット 省略可能!
    • マットは地面の凹凸を和らげ、寝心地を良くするために使用しますが、テントを使用しないキャンプ等では不要になります。テントでキャンプを行う場合は寝袋だけでなくマットは必須となります。
  4. テーブル・椅子 省略可能!
    • テーブルと椅子はキャンプの快適性に直結します。とはいえ初回から人数分の椅子や大きめのテーブルを購入するとなかなかの金額が必要になりますので、初回はレンタルをオススメします。初回から買ってしまっても良いのですが、テーブルや椅子はバリエーションが非常に多く、収納性や大きさ、素材や色などこだわりだすと奥が深い道具です。そのため、最初はレンタル等で数点触れてみて、気に入ったものを購入することをオススメします。筆者も初回に購入したものをすぐに使わなくなりました…
  5. 多めの着替え 家にあるものでOK
    • 着替えは多めに越したことは無いです。子供はすぐに服を汚しますし、雨や川遊びで濡れる機会も多いのがキャンプですので、いつものお出かけよりもプラス1着多めに着替えを持っていきましょう
  6. ランタン(懐中電灯などの照明) 家にあるものでOK
    • キャンプ場は星空や焚き火を楽しむため、夜間は非常に暗いです。そのため、照明は必須です。特に小さいお子様を連れてキャンプする場合は人数分のヘッドライトや懐中電灯を用意することをオススメします。
  7. コンロ 家にあるものでOK
    • 調理に必要となりますが、家で鍋料理をする際に使用するカセットコンロで十分です。料理はキャンプの醍醐味のひとつですが、初めてのキャンプであまりに凝った料理をすると持ち物が増えたり洗い物が増えてしまいますので、慣れるまでは短時間で作れたり、普段家庭で作り慣れている料理をすることをオススメします。(アウトドアで食べる料理は何でも美味しいです!)
  8. 鍋、フライパン、包丁などの調理器具 家にあるものでOK
    • こちらも何を作るかによって持参する物は変わりますが、初めてのキャンプでは家庭用の鍋や包丁で十分ですので、キャンプ用の高価な調理器具を揃えなくても問題ありません。慣れてきたときに必要な物を必要なだけ購入するのがオススメです。
  9. カトラリー(皿や箸など) 家にあるものでOK
    • 必須ではありますが、紙皿と割り箸で十分です。キャンプ用の食器などを揃えたくなりますし、筆者も初回からキャンプ用に初期を購入しました。が、数回キャンプを重ねたところで洗い物が面倒になり、我が家はほとんど紙皿を使用しています。特に冬場は水が冷たいですので、温水の出ない炊事場だった場合、地獄の洗い物が待っています…
  10. 食材、水、お菓子など
    • 現地で調達できるのかリサーチをしっかりしていきましょう。簡単な食材や飲み物などを売店で販売している場合もありますが、あてにしていて無かった場合最悪ですので、しっかりリサーチしましょう。筆者のオススメはキャンプ場周辺のスーパーなどに行くことです。地元の食材などを比較的安価に購入できますし、何より普段行かないスーパーでの買い物は楽しく、ついつい買い過ぎてしまうことがあります。(ご利用は計画的に)
  11. タオル 家にあるものでOK
    • 余分に持っていきましょう。特に雨が降る可能性がある場合、かなり多めに持っていって損は無いです。道具が濡れてしまった場合も使用しますが、何より子供が濡れて風邪を引かないように対策しましょう。また、想定外に寒かった場合、バスタオルなど大きめのタオルは寝具にも使用できて便利です。
  12. 歯ブラシ、歯磨き粉 家にあるものでOK
    • 使い慣れたものをジップロックなどに家族分まとめて持っていくと良いでしょう。裏技としてはビジネスホテルに置いてあるような使い捨ての歯ブラシ(歯磨き粉付き)がドラッグストアなどで販売されていますので、そちらをキャンプ道具に入れておくと忘れた時に使用できて便利です。(我が家では忘れる率の高いアイテムです)
  13. 絆創膏や頭痛薬など 家にあるものでOK
    • キャンプ場にはたくさんの危険があります。管理棟などに常備されている場合もありますが、最低限絆創膏や消毒薬、また、頭痛薬などの普段使い慣れた薬などは持っておくと安心です。

あると便利なアイテム

  1. クッション、枕 家にあるものでOK
    • キャンプでの悩み事で多いのが、睡眠です。いつもと違う環境、虫の声や川の音、寒さ暑さ…家の寝室とは全く違う環境ですので、体は疲れていても案外眠れないことが多いです。極力普段と同じ環境に近づけるように、普段使用している枕やクッションを持参することをオススメします。
  2. ウェットティッシュ、消毒液 家にあるものでOK
    • サイトによっては水場が遠いことがあり、簡単に手が洗えないことが多いです。子供はすぐに手や口が汚れますので、除菌のウェットティッシュや消毒液を持参しましょう。
  3. 防寒具 季節によって
    • 夏でも夜になると驚くほど寒くなることがあります。夏であれば秋物の服を持参したり、プラス1枚羽織れる洋服を持っていくと安心です。
  4. 虫よけスプレーや蚊取り線香などの虫対策 季節によって
    • キャンプ場には蚊だけではなく、アブやブヨなど様々な虫がいます。筆者も慣れるまでは対策を何もしておらず、得体のしれない虫に刺されて手がドラえもんのように腫れたことがありました… しっかり対策しましょう。
  5. 日焼け止め 季節によって
    • キャンプは普段以上に外にいる時間が長く、太陽に触れる時間も長いため、普段使用していない方も必要に応じて準備しましょう。
  6. 予備の電池やモバイルバッテリー、カセットガスなど 家にあるものでOK
    • LEDランタンやカセットコンロなどは作業中に切れてしまうと非常に困ることになりますので、保険として予備を持っていくことをオススメします。またスマホについても電源が無いサイトですと容易に充電できないため、モバイルバッテリーの持参をオススメします。キャンプは写真や動画を取る機会が多く、充電切れになりやすいです。
  7. ポータブルトイレ
    • 我が家のあって良かったランキング上位のアイテムです。遠方にキャンプに行く場合保険として車に常備しておいて損は無いです。サービスエリアを出た途端にトイレに行きたいと言われたり、我が家は子供のトイレのタイミングには振り回されっぱなしです…

番外編アイテム

  1. 子供の遊び道具(外用と室内用) 家にあるものでOK
    • キャンプ場にアスレチックや川遊びできる環境があるなど、遊ぶことに事欠かない環境であれば問題ありませんが、昼間用に外で遊べるおもちゃを持って行くことをオススメします。また、室内で遊べるトランプやウノなどのカードゲームもあるととても便利です。雨が降ってしまったり、就寝前のちょっとした時間にテント内でやるトランプやウノは家族全員盛り上がること間違いありません。(消灯時間には注意して、遊びましょう)
  2. サンダル 家にあるものでOK
    • キャンプ中、特に設営中は案外靴の脱ぎ履きが多くなりますので、脱ぎ履きのしやすいサンダルなどがあると便利です。
  3. レインコート、レインブーツ 家にあるものでOK
    • 山の天気は変わりやすいため、天気予報が外れることもしばしば…筆者も晴れ予報で何度も雨に振られていますが、晴れ予報であっても最低限の雨対策はするようにしましょう。
  4. 星座早見盤、双眼鏡 家にあるものでOK
    • 周囲に明かりが少ないキャンプ場では、普段とは比較にならないくらいの星を見ることができます。普段見ることができない星座なども見ることができるかも??
  5. 携帯扇風機、使い捨てカイロ 家にあるものでOK
    • どれだけ準備しても暑さ寒さが想定を超えることがありますので、携帯扇風機や使い捨てカイロなども準備し、状況によって調整するようにしましょう。

効率的な持ち物の準備方法

持ち物リストを作る

ベタな方法ですが、これが一番効果的です。特に子供用のリストを用意して、ゲーム感覚で準備をしてもらうことで、いつも言うことを聞かない我が子も進んで準備をしてくれます。

親はキャンプ道具の準備に専念

子供の荷物は子供に用意させることは教育的な意味合いもありますが、子供には最低限自分の支度は自分でしてもらって、大人はキャンプ道具の準備に専念するという効果もあります。

持ち物リストを活用し、チェックリストを作成して忘れ物がないように管理しましょう。また、キャンプ中は専用の収納バッグやボックスを使用して整理整頓を心がけます。

子連れキャンプの魅力と準備の基本

子連れキャンプの楽しさと魅力

キャンプは、自然の中で過ごす特別な時間を提供してくれます。普段の生活では味わえない冒険心や発見がいっぱいで、子供たちは自然の美しさや生命の神秘に触れることができます。

また、親子で協力しながらテントを張ったり、食事を作ったりすることで、子供の成長を実感することができるんです。いつも喧嘩ばかりしている長男くんと三男くんですが、キャンプではいつも仲良くお手伝いしてくれます!

重たい薪を協力して運ぶ様子

もちろん最初は何もできないかもしれませんが、回数を重ねるたびにできることが増えていくので、子供が強く成長していく様子を感じられるのではないかと思います。

初めての子連れキャンプに必要な心構え

初めての子連れキャンプでは、事前の準備と計画が成功の鍵となります。天候の確認やキャンプ場の設備のチェック、子供の体調管理など、計画的に準備を進めましょう。また、予期せぬ事態に備えて柔軟な対応力も重要です。

初回のキャンプはどれだけ用意周到に準備・計画をしても、帰る頃には疲れ果てます。これは間違いないです。

回数を重ねるごとにコツを掴んで楽をできるようになっていくと思いますが、それは回数を重ねてからのことですので、初めてのキャンプはその覚悟で望むことをオススメします。(可能であれば帰宅翌日も休日を取るのが良いです。)

脅しをかけてしまいましたが、しっかり準備をすることで帰宅時の疲労度合いは大きく変わってきますので、この記事を読んでしっかり準備をしましょう。

まとめ:キャンプ初心者必見の持ち物リストと成功の秘訣

持ち物リストを活用して忘れ物ゼロ

持ち物リストを活用することで、忘れ物を防ぎ、スムーズなキャンプ体験を実現できます。リストを見直しながら、必要なものを確実に準備しましょう。

子連れキャンプを成功させるための総括

子連れキャンプは、計画的な準備と適切な持ち物管理が成功の鍵です。家族全員で楽しい時間を過ごし、自然の中での素晴らしい体験を共有しましょう。

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