転勤族だけどマイホームが欲しい方へ!経験者が悩みを解決します

転勤のあるお仕事をされている方にとって、非常に悩ましいのが住宅購入のタイミングや場所の問題ですよね
マイホームを購入するとしても、どこに買うのか、いつ買うのか、なんてことを悩みに悩んで気づいたら時間だけが過ぎていた…なんてことも多いと思いますが、転勤族でもマイホームは購入できますし、メリットはたくさんあります!

数年前まで同じように悩んでいた3人の子育てをしている全国転勤サラリーマンの私が、住宅購入に踏み切った際の考え方や、悩みの解決策をお伝えします

目次

結論:「何か」を「前向き」に諦めることで悩みはだいたい解決します

結論、「何か」を「前向き」に諦めることで悩みはだいたい解決します

「簡単に言うな」という声が聞こえてきそうですが、転勤族が住宅を購入する際「適切に」「前向きに」何かを諦めることが非常に大事です

なぜなら、理想の条件を全て揃えることはほぼ不可能だからです

住宅を購入する際は場所(どこの住宅を購入するか)やお金の問題は常に付いて回ります
転勤族であれば、場所の問題は特に大きな問題であり、「どこに」買うかと共に、「どこにいる時に」買うかも大きな問題になります

そういった条件揃うことを待って二の足を踏んでいるうちに、時間だけが経ってしまう方も多いと思います

私が正にそうでしたが、結局全ての条件が一致することなど無いということを理解した時に、我が家の住宅購入は一気に加速していきました

これは決して「妥協しろ」という話ではなく、適切に必要な条件を取捨選択していく必要があるということです

具体的な悩みに対する考え方について、解説していきたいと思います

【悩み】どこに購入するか

職場からの距離(通勤時間)※私はこれを諦めました

当たり前のことですが転勤族でいる限り、勤務地が数年おきに変わることは避けられません

「通勤時間は極力短くしたい」のはもちろんですし、「単身赴任もできればしたくない」というのは当然ですが、私はこれを「前向きに」諦めて受け入れました

これは簡単なことではありませんが、言い換えると、後述する他のメリットと比較して、デメリットよりメリットの方が大きくなる選択をしたということです

私には3人の子供がおりますが、結婚してから茨城、新潟、神奈川と3県で合計4回引っ越ししました

子供が小学校前で小さかったこともあり、単身赴任はせず家族帯同で異動しましたが、その都度、家族には迷惑をかけましたし、せっかく仲良くなった友だちとの別れなど、ツラい想いをさせてきました

パパは転勤した先に職場というコミュニティがありますが、家族はイチから築かなければなりませんし、人にもよると思いますがそれを数年おきにやるのは非常にストレスになっていました

住宅を購入し、一つの土地に根を下ろしたことで、そういった不安やストレスがなくなりました
これが住宅も購入して感じた、一番大きなメリットです

繰り返しになりますが転勤族でいる限り転勤は避けられませんし、いつか単身赴任になるリスクもくなりません

極端にいうと職場の場所を気にしていては住宅など購入できないのです
(それが嫌なら転職するしかありません)

家族が落ち着いて生活してくれることは自身の精神の安定にもなり、たとえ単身赴任になったとしても結果的に仕事を頑張ろうというモチベーションに必ず繋がります

私は単身赴任や長時間通勤になったとしても、もっと大きなメリットがあるんだということに眼を向けて、職場までの距離(通勤時間)を「前向き」に諦めました。

また、自宅から通える職場が極力多い場所や、交通の便が良いところ(単身赴任するとしても帰ってきやすい場所)にする、などは諦めるとしても考慮することができるポイントになると思います

実家(地元)からの距離

夏休みと正月だけ帰省する方が多いと思いますが、遠方の場合、非常に負担になりますよね

さらに、社会人になってから出会った人と結婚した場合、お互いの実家が離れているケースも多いと思います

パパママどちらかの実家の近くに住むだけで、帰省も楽になりますし、様々な支援が受けられる場合もあると思いますので、生活は非常に楽になります

私の場合、「職場からの距離」を諦めたことで、「地元に住宅を購入する決断」をすることができました

この一つの判断ができたことで、我が家の住宅購入は一気に加速しました

この様に何か一つの決断(諦め)をきっかけに、モヤモヤが晴れてその後の検討がうまく進んでいったというケースは住宅購入をした知人からも多く聞かれました

【悩み】いくらの物件を購入するか

これはそれぞれご家庭の経済状況によると思いますので、一概に言えませんが、現在は「住宅ローン控除」と「超低金利」というメリットがあり、利用しない手はありません

ただし、制度があるから購入するのではなく、「この住宅購入にどういったメリットがあるか」をよく考えて購入することが大切です

多くの方が多額の住宅ローンで住宅を購入されると思いますが、その借金を背負ってまで購入する価値が本当にあるのか、ということを何度も自問して、割安感や制度を住宅を購入するきっかけにするのではなく、住宅を購入したい本当の理由に眼を向けて検討してください

たとえ、割高だと感じても購入に至った理由が明確で覚悟ができていればローン返済を頑張れると思いますし、逆に割安だったとしても、それだけの理由で飛びついてはその後の生活に後悔することになると思います

転勤族が住宅を購入するメリット

  • 「家族が新しい環境に慣れる作業を繰り返すストレス」から解放される
  • 周りの世帯を気にすることなくのびのび子育てできる(特に一戸建て)
  • 世間付き合いなど、一生モノのコミュニティができる
  • 住環境(設備など)が良くなる

「家族が新しい環境に慣れる作業を繰り返すストレス」から解放される

家族での引っ越しがなくなることで、「新たな土地での生活に対するストレス」を家族が抱えることがなくなります

この「地に足が着く」感覚は、精神に間違いなく大きな安心感を与えます

周りの世帯を気にすることなくのびのび子育てできる(特に一戸建て)

我が家は男の子3人の子育てをしていることもあり、賃貸住宅で子育てをすること自体がストレスでした
近隣住民と生活騒音などの問題からトラブルになるケースもありますし、周りの目や耳を気にして子育てすることは、子供の自由な成長の邪魔になります

我が家は田舎に一戸建てを購入したこともあり、周りの環境を気にすることなくのびのび子育てができるようになりました

世間付き合いなど、一生モノのコミュニティができる

住宅を購入することで、「一生ここで暮らす」覚悟ができるため、自然と周辺住民との関わり合いも増えることと思います

この先何年も近所で暮らすことになると考えると、賃貸住宅に暮らしていた時以上に挨拶なども自然に増え、自然とコミュニティ(近所付き合い)が生まれます

ただし、こういったことが苦手・嫌いという方も多いと思います

私が住宅を購入してすぐの頃、町内会に加入しないか、という打診を近所の方からいただきましたが、その際、最近は加入しない人もいて、するしないは自由だと優しく話してくれました

我が家は加入しましたが、私の地域にもそういったものに加入せず、地域の行事などにも参加しない方もいますので、そういったことが苦手であれば加入しないことも可能です

ただ、周辺の方と仲良くなっておくことで、地域全体で子育てや生活をしているという一体感が生まれますので、ぜひそういったコミュニティも楽しんでいただきたいです

住環境(設備など)が良くなる

当たり前のことですが、新築の住宅を購入する場合、賃貸住宅と比較して設備が良くなることが大半です

具体的にはキッチンやお風呂、収納(場所によっては庭やガレージ)などです

広いキッチンや最新の設備を使用する生活はとても快適で時短にもなりますので、生活に大きなゆとりを生んでくれます

転勤族が住宅を購入するデメリット

仕事が辞めにくくなる

仕事によると思いますが、遅かれ早かれ単身赴任や長距離通勤が発生することは避けられません
新居での生活と仕事は分けて考え、割り切る思考が必要になります

また、金銭面でいえば住宅を購入する際に住宅ローンを組む方が大半だと思いますが、数十年にわたり支払い続けなければならない借金をすることで、仕事(稼ぎ続けること)の重要性はより一層高まります

これはつまり今の仕事が辞めにくくなるということです

転勤があることを受け入れて、この会社で頑張るんだ!という決意をされた方は問題ありませんが、仕事に対しての不満や不安を抱えていて、現実的に転職を検討されている方は転職してから住宅を購入されることをお勧めします

私も元々今の仕事に対して不満も不安もありましたが、結果的に住宅購入をきっかけに仕事へのモチベーションは確実に上がりました

そういった前向きな気持ちで新たな生活を始められるかどうかが、間違いなく住宅購入の決め手になります

単身赴任になった場合、家族(特にママ)の負担が増える

単身赴任になった場合、家に残した家族の負担は間違いなく増えます

仮に勤務地がそこまで遠くなく、毎週末帰れたとしても平日の子育てや家事は全てママに頼ることになるわけですから当然です

ママも通勤を伴う仕事をしている、子供が小さい(未就学)などの場合、厳しいのは間違いありません

しかし、通勤を捨てる代わりに、親の手助けを得られる地元に住宅を購入するなどすれば、負担を緩和することができます

こういったことはご家庭の事情により難しい方もいると思いますが、何かを諦める代わりに何かメリットをとることができないかを検討し、総合的に満足度が高く負担が小さくなるようにすることが重要です

単身赴任になった場合、金銭的な負担が増える

単身赴任をすることになった場合、お勤めの会社の制度(手当や補助)にもよりますが、生活にかかるコストは増えます

また、毎食自炊ができるかによって食費も変わりますし、自宅からの距離によって自宅までの交通費も大きく変わってきます。

住宅購入時点で単身赴任ではなかった場合でも、将来的に単身赴任となる可能性がある方は、「会社の制度の確認」や「単身赴任生活となった場合のシミュレーション(自炊できるかなど)」をしっかりしておくことをお勧めします

将来的に単身赴任でコストがかかることが見込まれる場合、住宅ローンの返済計画を検討する際に考慮に入れておく必要があります

ちなみに…私は田舎暮らしをお勧めします

ちなみに私は東京都の日の出町というところに住宅を購入しました

地元というメリットもあったのですが、日の出町は全国有数の子育て支援を行っている町です
都心にも頑張れば通勤できますし、何より東京都でありながら自然に溢れ、子育てには素晴らしい環境です

興味のある方は以下の記事をご覧ください

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まとめ

住宅の購入は一生で一番大きな買い物になりますので、転勤族に限らず住宅を購入する際には「総合的」な判断が必要となります

「デメリット」よりも「メリット」の方が大きい選択をするということが大切です

理想を追い求めすぎると時期を逸してしまう結果になりかねません

ぜひ二の足を踏み続けるのではなく、前向きに住宅購入を検討してください!

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