多摩西部の子育て支援を8市町村で比較|立川・青梅・日の出など独自の支援

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多摩西部8市町村の子育て支援の比較

こんにちは、ふくパパです。東京の多摩西部で、妻と男の子3人、ダックスフンドと暮らしています。

多摩西部で家を探していると、「この市と、となりの町。子育て支援はどう違うの?」が気になってきます。わが家も家を買うときに、住む自治体の子育て支援を調べて、決め手の一つにしました。

先に結論を書くと、大きな支援の多くは東京都の制度なので、多摩西部のどこに住んでも同じように受けられます。 差が出るのは、市町村が独自に上乗せしている部分です。高校生の医療費、出産や入学のお祝い、独自の現金給付、結婚や家の購入への補助などで、市町村ごとに得意な分野が違います。

この記事でわかること

  • 多摩西部の8市町村の、独自の子育て支援の一覧
  • 都内どこでも同じ支援と、市町村で差が出る支援
  • 子どもの年齢や家族の状況ごとに、見るべきところ

比べたのは、JR青梅線と五日市線の沿線にある立川市・昭島市・福生市・羽村市・青梅市・奥多摩町・あきる野市・日の出町です。どこかをひいきせず、同じ比べ方で並べています。

制度の内容は、2026年10月時点の各市町村の公式ページをもとにしています。制度は年度ごとに変わるので、申し込む前には必ず公式ページで確認してください。

目次

この比較の前提は?

項目内容
比べた市町村立川市、昭島市、福生市、羽村市、青梅市、奥多摩町、あきる野市、日の出町
比べた時期2026年10月時点
比べたもの国や東京都の制度以外で、市町村が独自に行っている支援
書いた人多摩西部に住む、男の子3人の父。家を買うときに自治体の子育て支援を調べた

多摩西部のどこに住んでも同じ支援は?

まず、東京都の制度は、8市町村のどこに住んでも同じように受けられます。

支援内容
018サポート0〜18歳の子ども1人に月5,000円(年6万円)
赤ちゃんファースト出産した家庭に10万円相当の育児用品など
保育料の無償化0〜2歳も第1子から無償
給食費の無償化公立の小中学校の給食費が無償(都内の全区市町村)
子どもの医療費保険診療の自己負担を助成。通院は1回あたりの負担が200円まで(市町村によっては負担なし)

わが家は子どもが3人いるので、018サポートだけで年18万円になります。こうした大きな支援が市町村で変わらないのは、多摩西部で家を探す人にとって安心できるところです。(→ 東京都の子育て支援一覧)

そのうえで、市町村ごとの差を見ていきます。

8市町村の独自の子育て支援を比べると?

8市町村の主な独自支援を、同じ項目で並べました。

多摩西部8市町村の独自の子育て支援の比較(医療費・出産時・子どもへの給付・保育と学童・結婚と住まい)

※「―」は、この記事の比べ方で目立つ独自の支援が見つからなかった項目です。支援がまったくないという意味ではありません。

市町村ごとに、力を入れているところがはっきり分かれます。

  • 子どもへの給付やお祝いが手厚い:日の出町、奥多摩町
  • 結婚や家の購入、移住を応援している:青梅市、立川市
  • 小中学生も高校生も、通院の負担がない:昭島市、福生市、奥多摩町、あきる野市、日の出町
  • 保育園の給食費を補助している:立川市、昭島市、日の出町

子どもの医療費は、どこが無料?

東京都の子どもの医療費の助成では、通院すると、1回あたり200円までの負担が残るのが基本です(200円を超える分は助成されます)。この200円を、市町村が独自に負担して無料にしているかどうかで差が出ます。

市町村小中学生の通院高校生の通院
立川市市のホームページで確認できず(市に問い合わせを)市のホームページで確認できず(市に問い合わせを)
昭島市負担なし負担なし
福生市負担なし(2025年10月〜)負担なし(2025年10月〜)
羽村市1回あたり200円まで1回あたり200円まで
青梅市負担なし1回あたり200円まで
奥多摩町負担なし負担なし
あきる野市負担なし負担なし
日の出町負担なし負担なし

高校生の所得制限は、8市町村のどこにもありませんでした(2026年10月時点)。小中学生の所得制限は、青梅市と奥多摩町のホームページで確認できませんでした。気になる場合は、市や町に問い合わせてください。

立川市は、通院1回あたりの負担があるかどうかを、市のホームページで確認できませんでした。気になる場合は、立川市の子ども政策課に問い合わせてください。

出典:高校生等医療費の助成(東京都福祉局)、昭島市 子どもの医療費助成制度、福生市 マル子医療証、羽村市 マル子医療証、あきる野市 義務教育就学児医療費助成制度、奥多摩町 医療・健康支援、日の出町 高校生等医療費助成制度、日の出町 令和7年度一般会計予算(案)概要、青梅市 高校生年代までのこどものいる家庭への手当・医療費助成、福生市 マル青医療証、あきる野市 高校生等医療費助成制度、羽村市 マル青医療証、青梅市 マル青医療証、立川市 マル青医療証

子どもへの給付やお祝いが手厚いのは?

独自の現金給付やお祝いが目立つのは、日の出町と奥多摩町です。

日の出町:中学生まで月5,000円と、卒業時に10万円

日の出町には、町独自の現金給付が2つあります。

支援内容
未来わくわく支援金0歳〜中学生の子ども1人に月5,000円。年3回(8月・12月・4月)に支給
未来旅立ち支援金中学校を卒業する子ども1人に10万円(3月)

どちらも、町に引き続き1年住んでいることが条件です。引っ越してすぐはもらえない点に注意してください。

未来わくわく支援金は、東京都の018サポート(月5,000円)とは別にもらえます。中学生までは、合わせて1人月1万円になる計算です。町は、この2つと子どもの医療費の助成を、所得制限なしで続ける方針を示しています。

出典:日の出町 未来わくわく支援金、日の出町 未来旅立ち支援金

奥多摩町:出産から高校まで、細かく応援

奥多摩町は、2026年度から「こども応援事業」として、子育ての支援をまとめ直しました。

時期支援
出産乳児のおむつ6万円相当
小中学校入学祝金(小学校3万円・中学校5万円)、給食費の無償化、副教材や校外学習・修学旅行・卒業アルバムの費用の補助、中学校の制服
学童学童保育の育成料とおやつ代が無償
高校生通学定期の助成、部活や検定などへの支援金 年6万円(最大3年)

小中学校では、副教材や修学旅行の費用まで、保護者の負担が原則なくなります。学校にかかるお金をまとめて減らしてくれるのは、子どもが多い家庭ほど大きいと思います。高校生の通学定期の助成も、山あいで通学の距離が長くなりやすい町ならではです。

出典:奥多摩町 こども応援事業

出産時のお祝いは?

出産時のお祝いには、福生市の育児ギフト(1万円相当)、羽村市のママバッグと育児パッケージギフト(1万円分)、奥多摩町のおむつ(6万円相当)、あきる野市の育児パッケージ(こども商品券7,000円分と、多摩産の木の積み木)などがあります。どれも、妊婦面談を受けたときや、赤ちゃんの訪問のときなどに受け取る形です。

金額は日の出町や奥多摩町の給付ほど大きくありません。出産時の大きな支援は、東京都の赤ちゃんファースト(10万円相当)です。

出典:羽村市 乳児家庭全戸訪問事業、福生市 育児ギフト、あきる野市 妊婦面談と育児パッケージ

結婚や家の購入を応援しているのは?

結婚や家の購入、移住への支援が目立つのは、青梅市と立川市です。

市支援内容
青梅市おふたりOmeでとう!結婚のお祝い金2万2,000円。5年以内に市内で家を買って住み続けると、応援金(基本額10万円と加算で、最大60万円)
青梅市移住支援金市外から移り住み、2年以内に市内で家を買うなどの条件で最大100万円。過去5年に福生市・羽村市・あきる野市・日の出町・奥多摩町など西多摩に住んでいた人は対象外
立川市結婚新生活支援夫婦ともに39歳以下などの条件で、住まいや引越しの費用を最大30万円補助

青梅市は、結婚してから家を買うまでを、段階的に応援する仕組みになっています。これから結婚する人や、新婚のうちに多摩西部で家を探す人は、青梅市の制度を一度見ておくとよいと思います。(→ 青梅市の移住と住みやすさ)

どの制度も、年齢・時期・前に住んでいた場所などの条件が細かく決まっています。予算がなくなると締め切る制度もあるので、引っ越しや契約の前に、市の窓口で確かめるのが安心です。

出典:青梅市 おふたりOmeでとう!、青梅市 移住支援金、立川市 結婚新生活支援事業

保育園や学校の費用で差はある?

保育料と公立小中学校の給食費は、東京都の支援で、どこに住んでも無償です。差が出るのは、その周りの費用です。

市町村主な独自の支援
立川市3〜5歳の保育園の給食費(副食費)が無償(2025年9月〜)
昭島市3〜5歳の保育園・幼稚園などの給食費に、月5,100円まで補助
日の出町町内の保育園・幼稚園などの給食費(副食費)に、月5,100円まで補助(2025年10月〜。実質無償)
奥多摩町学童保育の育成料とおやつ代が無償、小中学校の副教材や修学旅行などの費用を補助
青梅市私立の小中学校などに通う子に、給食費に当たる額を給付(小学生月4,500円・中学生月5,550円)。2025年度の制度で、2026年度も続くかは市のホームページで確認できなかったので、市に問い合わせてください

保育園に通う年齢の子どもがいるなら、給食費(副食費)の扱いを見比べると、毎月の差が分かります。

出典:立川市 認可保育施設の給食費(副食費)の無償化、昭島市 保育施設等に係る給食費保護者負担軽減補助金、日の出町 ひのでっ子ぱくぱく給食応援補助金、青梅市 給食費相当額給付金

子どもの年齢で、見るべきところは?

どこが一番よいかは、家族の状況で変わります。わが家が家を探したときも、「自分たちの子どもの年齢で、これから何年もらえるか」で考えました。

家族の状況見るとよいところ
これから結婚・新婚結婚や家の購入、移住への補助(青梅市・立川市)
これから出産・乳幼児がいる出産のお祝い、保育園の給食費(副食費)
小中学生がいる独自の現金給付や入学祝い、学校の費用の補助(日の出町・奥多摩町)
高校生がいる・これからなる高校生の医療費の自己負担、高校生への支援金や通学費(奥多摩町)

支援の金額だけで住む場所を決めるのは、おすすめしません。通勤や通学のしやすさ、家の値段、買い物、自然の近さなど、暮らし全体で比べてみてください。わが家も、広さ・価格・自然・子育て支援をあわせて考えて、家を決めました。(→ わが家が東京の郊外に家を買った理由)

テーブルに広げた地図を見比べながら、住む場所を考える家族のイラスト

よくある質問

多摩西部で、子育て支援が一番手厚いのはどこですか?

子どもの年齢や家族の状況によって変わります。小中学生への独自の現金給付なら日の出町、出産から高校までの細かい支援なら奥多摩町、結婚や家の購入への補助なら青梅市が目立ちます。高校生の医療費の自己負担がないのは、昭島市・福生市・奥多摩町・あきる野市・日の出町です(2026年10月時点)。

引っ越してすぐに、市町村の支援を受けられますか?

制度によります。日の出町の未来わくわく支援金と未来旅立ち支援金は、町に引き続き1年住んでいることが条件です。青梅市の移住支援金のように、前に住んでいた場所や家を買う時期に条件がある制度もあります。

多摩西部でも、東京都の子育て支援は受けられますか?

はい。018サポート、赤ちゃんファースト、保育料の無償化、給食費の無償化などは、23区と同じように受けられます。この記事で比べたのは、その上に市町村が独自に上乗せしている部分です。

青梅市の移住支援金は、誰でももらえますか?

いいえ。市外から移り住むことや、転入から2年以内に市内で家を買うことなど、細かい条件があります。前に住んでいた場所の条件もあるので、青梅市の公式ページで確かめてください。

まとめ:多摩西部の子育て支援は、市町村ごとに得意分野が違う

多摩西部では、018サポートなど東京都の大きな支援を、どこに住んでも受けられます。そのうえで、市町村ごとに力を入れている支援が違います。

  • 小中学生への現金給付なら日の出町、出産から高校まで細かく支えるなら奥多摩町
  • 結婚や家の購入、移住への応援なら青梅市と立川市
  • 高校生の医療費の自己負担なしは、昭島市・福生市・奥多摩町・あきる野市・日の出町

住む場所を考えるときは、子どもの年齢で「これから何を受けられるか」を見て、暮らし全体とあわせて比べてみてください。

多摩西部8市町村の子育て支援の比較

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この記事を書いた人

東京の多摩西部で、妻と男の子3人、ダックスフンドと暮らす会社員です。2019年に建売の一戸建てを買いました。東京都の子育て支援、通勤の工夫、家とお金のことを、実体験と数字で書いています。

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