こんにちは、ふくパパです。東京の多摩西部(JR青梅線沿線)で、妻と男の子3人、ダックスフンドと暮らしています。
23区の新築マンションは、2025年度の平均価格が1億3,784万円になりました(不動産経済研究所の調べ)。「東京で家を買うなら、どこなら現実的なのか」と悩んでいる人は多いと思います。
結論から書くと、わが家は23区をあきらめ、2019年に東京の多摩西部で建売の一戸建てを買いました。 通勤は遠くなりましたが、マンションよりずっと安く、庭と広い駐車場のある家が手に入りました。男の子3人のわが家には、この選択が合っていたと思っています。
この記事でわかること
- 家を買おうと決めたきっかけ
- マンション・注文住宅・建売をどう比べたか
- 23区ではなく東京の郊外を選んだ理由と、決め手
- 住んでわかったよかったことと、想定外だったこと
わが家が家を買ったときの条件は?
まず、買ったときの状況です。ご自分の家と近いか、比べてみてください。
| 項目 | わが家の場合 |
|---|---|
| 買った年 | 2019年 |
| それまでの住まい | 横浜の賃貸(その前も、転勤で賃貸を転々) |
| 家族 | 夫婦+男の子3人(3人目が生まれ、長男の小学校入学が近いころ) |
| 買った家 | 建売の一戸建て。広めの庭と、車4〜5台分の駐車場 |
| 場所 | 東京都の多摩西部(自分の地元。妻も近くの出身) |
| 価格 | 覚悟していた予算(3,000万円台前半)よりずっと安い |
| 住宅ローン | 変動金利、ボーナス払いなし、月々の返済は6万円台 |
家を買おうと決めたきっかけは?
3人目が生まれて、賃貸での暮らしに限界を感じたことです。
男の子が3人いると、家の中はとにかくにぎやかです。賃貸では下の階の人に気をつかう毎日で、精神的にかなり疲れていました。
転勤族は「いつ買うか」で迷う
もともと家は買いたいと思っていました。ただ、転勤がある仕事なので、買うタイミングをずっと逃していました。
家を買っても、また転勤になるかもしれない。そう考えると、なかなか踏み出せません。
長男の小学校入学が近かった
3人目が生まれたことに加えて、長男の小学校入学も近づいていました。小学校に上がる前に、住む場所を決めておきたい気持ちもありました。
この2つが重なって、思い切って買うことにしました。妻も同じ考えだったので、話は前向きに進みました。
マンション・注文住宅・建売はどう比べた?
子ども3人のわが家には、マンションは狭く、注文住宅は高すぎました。残ったのが、地元の多摩西部の建売です。
| 選択肢 | 検討したこと | 結果 |
|---|---|---|
| マンション(埼玉・東京の郊外) | 当時は3LDKなら3,000万円台で買えた。見学にも行った | 予算では3LDKが限界。家族5人には手狭で見送り |
| 注文住宅 | 検討はした | 費用がかなりかかるのであきらめた |
| 建売(地元の多摩西部) | 何件か見学した | マンションよりずっと安く、庭付きの一戸建てが買えたので決めた |
なぜ23区ではなく東京の郊外を選んだ?
理由は4つあります。自然、価格、実家の近さ、そして東京都の子育て支援です。
理由1:自然の多い環境で子どもを育てたかった
どうせ郊外に住むなら、自然がたくさんある場所がいい。そう考えて探すと、多摩西部は東京なのに自然が多く、川遊びもできる場所でした。たまたま自分が育った地域だったので、環境がよく分かっていたのも安心材料になりました。
理由2:マンションより安く、庭付きの一戸建てが買える
地元で探すと、見学したマンションよりずっと安い価格で、庭付きの一戸建てが買えました。同じ予算で狭いマンションを買うより、広い一戸建てのほうが、男の子3人の暮らしに合うと考えました。
理由3:夫婦とも実家が近い
妻も近くの出身で、お互いの実家が近くにあります。子どもが3人いると、これはかなり大きいです。
理由4:郊外でも「東京都」の子育て支援が受けられる
住むつもりの自治体の子育て支援が充実していたことも、後押しになりました。
さらに、多摩も東京都なので、都の子育て支援も受けられます。たとえば「018サポート」は、都内に住む0〜18歳の子どもに、1人あたり月5,000円(年6万円)が支給される制度です。所得制限はありません(2026年10月時点)。
子どもが3人なら、年18万円になります。この制度は、わが家が家を買ったあとに始まりました。今は受け取っていて、主に子どもの習い事に使っています。(→ 018サポートの支給日と申請方法)
千葉・神奈川・埼玉に住むと、こうした東京都の支援は受けられません。
決め手は何だった?
決め手は広さです。車が4〜5台止められる駐車場と、広めの庭がある物件を選びました。
家探しは、不動産のサイトとアプリだけで行いました。気になった家は実際に見に行き、写真では分からないところで外した家もあります。家の前が森で虫が多そうな家や、近くの養鶏場のにおいがする家です。
1年近く売れ残っていた物件だった
運がよかったのは、売りに出てから1年近く売れ残っていた物件だったことです。最初の売り出し価格から、数百万円下がっていました。
郊外の建売は、売り出しから時間がたつと値下げされることがあります。気になる物件があれば、売り出しからどれくらいたっているかも見ておくとよいと思います。
住んでわかったよかったことは?
一番大きいのは、人間関係が楽になったことです。
地元なので、近所の人ともうまくやれていて、地元の友だちも近くにいます。横浜にいたころは、妻がママ友との付き合いで悩むこともありましたが、それがなくなりました。
もちろん、下の階に気をつかう生活からも解放されました。庭では、子どもたちがプールや水遊びをしたり、バーベキューをしたりしています。普段はゲームばかりの子どもたちにも、外で遊ぶ選択肢があるのは大きいです。
暮らしの面でも、ちょうどよい距離感だと感じています。
- 歩いて行ける場所で、ホタルが見られる
- 車があれば、大型のショッピングモールにすぐ行ける
- 電車に乗れば、都内にも出られる
想定外だったこと・大変なことは?
想定外だったのは、子どもの数が減っていることです。これだけ環境がいいのに、このあたりの人は都心のほうへ出ていくことが多く、子どもの数はかなり減っています。
大変なのは、やはり通勤です。これは買う前から分かっていたことです。今は出社が週1〜2日になり、グリーン車を使うなど、通勤を楽にする工夫もしています。
また、車が必要かどうかは、駅からの距離で大きく変わります。多摩西部でも、駅の近くならお店や飲食店が歩いて行ける範囲にある場所は多いです。わが家のように駅から離れた場所を選ぶなら、車は必須だと思います。
もう一度選ぶなら?
場所は同じ地元を選びます。
ただ、今の収入を考えると、もう少しがんばって注文住宅にしてもよかったかな、とも思っています。
住宅ローンは、当時はまわりもみんな変動金利でした。金利が上がってきた今は、「固定金利が一番安心だったな」とも感じています。
郊外に家を買うのが向いているのはどんな人?
わが家の経験から、次のような人には東京の郊外が合うと思います。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 子どもが複数いて、広さがほしい | 毎日都心に出社する必要がある |
| テレワークがあり、出社は週に数日で済む | 通勤手当に上限がある(郊外からの電車+バスの定期代は高い) |
| 通勤手当が全額出る | 車を持ちたくない |
| 自然の多い環境で子どもを育てたい | 駅から離れた広い家がほしいが、車は持ちたくない |
通勤手当に上限がある会社や毎日出社の人は、買う前に、通勤費と通勤時間の負担を計算しておくことをおすすめします。
よくある質問
- 東京の郊外に住んでも、東京都の子育て支援は受けられますか?
-
はい、受けられます。018サポート(0〜18歳に月5,000円)など、東京都の制度は多摩地域も対象です(2026年10月時点)。これに加えて、市町村ごとの支援もあります。
- 子どもが多い家庭には、郊外の一戸建てとマンションのどちらが合いますか?
-
わが家(男の子3人)の場合は一戸建てでした。同じ予算だとマンションは3LDKが限界で、下の階への気づかいも続きます。庭や駐車場も含めて考えるなら、郊外の一戸建ては有力な候補です。
- 転勤がある場合、家はいつ買えばいいですか?
-
わが家は「転勤がある以上、いつ買っても同じ」と割り切りました。3人目が生まれ、長男の小学校入学も近づいたタイミングで買っています。家族の暮らしに限界を感じたときや、子どもの入学が、一つの目安になると思います。
- 東京の郊外は、車がないと暮らせませんか?
-
駅からの距離など状況によります。駅の近くなら、歩いて行ける範囲にお店がある場所も多いです。わが家は駅から離れているので車は必須で、買い物は車で大型のショッピングモールに行きます。わが家はミニバンを1台持っています。
まとめ:23区はムリでも、東京で家は買える
普通の会社員が23区で家を買うのは、もう難しいと思います。
今の時代、全部を手に入れるのは無理です。だから、何を受け入れて、何を取るかを決めることが大事だと思います。
子どもが複数いる家庭なら、多摩に家を買うメリットは大きいです。テレワークができる仕事なら、なおさらです。
このブログでは、東京の郊外での家選び、東京都の子育て支援、通勤の工夫について、実体験をもとに書いていきます。



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